AED=命を救う器械(心臓救命装置)

昨日、10分前までは元気にテニスコートを走り回っていた男性が突然何も反応しなくなりました。
心臓が止まり意識を失ったのです!
男女2人が、走って2〜3分のところにある消防署へ救急車とAEDの要請に。
椅子に座っていた方を男性3人で地面に移動。2人では重くて身体を持ち上げることができませんでした。
男性1人が心臓マッサージを続けると、ほどなく青白かった顔に赤みが戻り、「ふぅっ〜!」と呼吸。そして消防署員とAED到着。
消防署の方がてきぱきとAEDを操作すると男性の全身が震え、まさに命が蘇ったのです。
男性に付き添って病院に行った方から、「元気に話せるまで回復した。」と夜中に連絡がありました。
心臓マッサージをすぐに行ったことと、消防署が至近距離にありAEDがすぐ到着したことが男性の命を救ったのでした。
今日ネットで調べてみました。
「心臓マッサージは動かない心臓に代わって全身の臓器に血液を送り込み、臓器が酸素不足で働かなくなってしまうのを防ぐ重要な救命方法です。」
「最近の研究では、成人の場合、一般の人が心臓マッサージと人工呼吸の両方を行った場合の救命率よりも、心臓マッサージだけを行ったときの救命率のほうが同じかやや高いことや、心臓マッサージによって心室の細胞が元気になり、AEDが効きやすくなることなども明らかにされています。」

目の前でこんなことが現実に起こったときは動転してしまいました。今回幸いだったことは複数の人間が手分けして適切な措置ができたからでしょう。一人だったら・・・。
それにしても「心肺蘇生法」を受講することは大切だと身にしみました。
受講の機会が身近にあれば是非受けたいと思います。
そして多くの人に受講を薦めたいと思います。