キューイフルーツ

果物は隔年に実をつけるといわれていますが、キューイフルーツはどうなのでしょうか?
ここ数年、義母宅では毎年たわわに実を付けています。
昨日は、NTTが義母の留守宅の緊急電話を取り外しに来るというので、キューイフルーツをついでにもいでこようかと、いつものように往復4時間かけて行ってきました。
が、たくさん付いていた実が見あたりません!
隣家に挨拶に行ってそのわけを知りました。近くに住む義弟がもいでいったというのです。義母と義弟夫婦は一時一緒にすんだこともありましたが、折り合いが悪く別居。義母が介護認定を受けてからも、何の援助もありませんでした。それが、留守宅になってからキューイフルーツはもぐという行為・・・悲しくなりました。
その後ホームの義母を見舞ったので、ついそのことを話してしまいました。が、「ハクビシンに食べられるよりいいよ。」という言葉が・・・。
義母には、「キューイをもぎにくるようなら、緊急電話取り外しに立ち会ってくれたらいいのに。」と言って欲しかったなぁ・・・と、さらに悲しくなってしまいました。義弟が立ち会ってくれるだけでどんになにわたし達が助かるかを、義母はもう想像することもできなくなっているのでしょうか?
我が家の柚子。綺麗に色づいてきました。
今朝、この柚子を眺めながら、「義弟は留守宅を見回ってくれているのだ」と、発想を切り替え、{私も人間ができてきたなぁ♪}と(誰も言ってくれないので)自画自賛です。