今週のお題「私のふるさと」

旧盆で久しぶりにふるさとに行きました。
子ども頃よく遊んだ従姉妹と会って、共に育った懐かしい近所を何十年ぶりに歩きました。
小学生の頃私が住んでいた場所にはもう見知らぬ方が新しい家を建てて住んでいましたが、裏の家は昔のまま残っていて「裏のおばさん」と親しんでいたおばさんと会うことができました。
もう93歳になられたと聞き、時の流れを感じました。
しかしここはもう「田舎」とは言えない位あまりに変わりました。
のどかでのんびりとしていた「ふるさとの村」ではなくなってしまいました。
近所にたくさんあった農家はその昔、家の周りに広い庭と、畑や林、竹藪を巡らしていたのですが、今はどの家も豪邸に建て変わり、畑や林、竹藪があった所には可愛い家が何軒も建っています。
東京のベッドタウンとしては最適な場所であり、あんな所、こんな所と思うような土地(もとお墓、斜面など)にもマンションが建っていて驚きました。
わたしのふるさとはすっかり変わってしまいましたが、そこに集まった親戚は昔の「ふるさと」を思い起こさせる人々でした。
それが救いです。